著者がBLにハマった時はツンデレ受けや健気受けが大好きで沢山の本を読み漁っていました。
しかし、今ではビッチ受けやオッサン受けなど様々な受けの魅力に気付かされ、充実した日々を送るようになりました(笑)
それほどBL界の受けという存在は魅力的で、心を揺さぶってくる可愛い&かっこいい受けが沢山いると思っています。
そして今回は今まで読んだBLの中で、特に印象に残った受けのセリフをいくつか紹介していきたいと思います!
受けのBL名言集
羽賀くんは噛まれたい
「コイツが持っているのは、俺の運命の歯列(エンゲージリング)だ!!!」
歯フェチ囚人の羽賀が刑務官・浪川の歯列をみた際に心の中で叫んだセリフです。
極度の歯フェチである囚人の羽賀は完璧な歯列も持った年上美女αと結婚したい!という願望があります。
そんな羽賀の前に現れたのは、形大きさ歯列全てが完璧なα刑務官の浪川。
歯を見ただけで大興奮する羽賀は自分の立場を棚に上げて浪川に猛アタックを開始します。
前歯に奥歯になんなら顎の形までも語り出す羽賀がとにかく面白くて、常に歯のことしか頭にない羽賀の強烈なキャラクターに思わず圧倒されます!
しかもめちゃくちゃ強引なクセに処女というギャップもまた良い(笑)
はちゃめちゃに振り回されるけど意外と純粋な受の可愛さににんまりしてしまいます!
やまない不幸の終わらせ方
「別れたくない」
「全然好みも合わないし、お前を苛つかせるかもしれないけど、それでもお前の隣にいたい」
清竹の家族に交際を反対され別れることを決意する烏童。
しかし、気持ちが諦めきれずずっと一緒にいたいと思った烏童が清竹に対して言ったセリフです。
スマートでかっこよくて非の打ち所がない完璧な男・烏童。
そんな彼は常に恋人である清竹のことを1番に考えて生きています。
家族に反対されて一度は別れようと思い清竹を突き放した烏童ですが、結局はずっと好きだった清竹のことが諦めきれずにこのセリフを清竹にぶつけます。
好きな人の前では意地っ張りだったりついついカッコつけてしまう烏童ですが、そんな彼が泣きながら本心を吐露する姿に胸を締め付けられる…
お互いに合わないことがいっぱいあるけど、それでもずっと一緒にいたいという受けの愛に泣かされます!
ゴールデンスパークル
「やりちんってなに?」
性的なことに疎いDKの日葵が友達との会話についていけず、やりちんの意味を親友の楽に尋ねた際に言ったセリフです。
見た目ヤンキーのような日葵は実は下ネタに疎くて純粋でとてもピュア!
やりちんや夢精の意味を友達の楽に尋ねるほど無知でとても可愛いらしい受です。
そんな日葵と仲良くなるのが攻の楽なんですが、ピュアすぎる日葵に驚きつつもエッチなことを教えていきます。
1人エッチや他人とのエッチ…その知識ややり方などを日葵に教えていく楽。
そして、楽から教えてもらったことを素直に受け止める勉強熱心で真面目な日葵。
やりちんの意味を尋ねるところからスタートする2人のエッチな関係にドキドキしながらも、天然な日葵の可愛いらしさに気持ちが癒されます!
恋するヒプノティックセラピー
「今俺の体って全部蒼くんでできてるよね!」
マッサージをしてもらったり食事を作ってもらってる攻めの蒼に対して、受けの一志が言ったセリフです。
ひょんなことから隣人の蒼と仲良くなった一志は、食事を作ってもらったり蒼が働くマッサージ店に通うようになります。
実は恋愛対象が男の一志はちょろい上に天然でめちゃくちゃ可愛い!
蒼が一志に施術するのは催眠マッサージなんですが、催眠かけられた途端にトロトロになりながら蒼に対して好き好き連呼する姿が猛烈に滾ります!
今の俺の体って蒼くんでできてる…と何の躊躇もなく素直な気持ちを蒼にぶつける一志。
感情を表に出さない蒼が思わず口を抑えてしまうほど、一志の小悪魔っぷりにキュンとします!
被写界深度
「紺ちゃんセックスしたい」
長年片想いしていたら紺野に告白し両思いになった後、早川が紺野に向かって言ったセリフです。
色んな女の子と遊んでいた早川は、同級生の紺野に恋をしたことで夢を追う真面目な青年へと変貌していきます。
でも早川は元々エッチなことが大好きなので、紺野に好きになってもらえるわけないと思い込み、AVで紺野に似た男優を見つけては妄想をするようになります。
だからこそ両思いになった際のセックスしたい発言は、心の底から良かったね!と思わずにはいられない!
しかもその発言をさらりと受け入れる紺野にも最高に萌えるんです!
長年の片思いが報われ幸せそうな笑顔を見せる受に心が温まります!
起きて最初にすることは
「ホント死ねばいいのに…オレ好きだったじゃん…裏切ったのはてめーだ」
大好きな夏央を押し倒しセックスがしたいと懇願する公崇が、夏央に言われたセリフです。
弟の夏央のことが好きな公崇は、ゲイバレしたあげく男とエッチしてる所を夏央に見られてしまいます。
公崇を慕っていた夏央はそれがきっかけで公崇に冷たい態度をとるようになるんですが、公崇はそれでも夏央のことが大好き!
夏央に迫り、何度も好きだと言い続けます。
でも実は夏央の方も優しくて勉強を教えてくれる公崇のことが大好きでした。
でも他の男とヤッている現場に遭遇したことで、複雑な感情を抱いてしまったんです。
裏切ったのはてめーだと言う様々な意味合いを含んだ夏央のセリフ…
意地っ張りな夏央が可愛いと思う反面、冷たい態度の裏に隠された嫉妬や愛憎を感じます。
その度に、2人の置かれた環境や立場…そして、なかなか思い通りにいかない恋など様々なことを考えさせられます。
秋山くん
「シバがいるじゃん、一緒にいてくれんだろ?」
秋山に告白し付き合うことになったシバは、それが原因で秋山が友達からハブられるようになったことを気にしていました。
そんなシバに対してハブられることをなんとも思ってない秋山がシバに向かって言ったセリフです。
シバは秋山のことが大好きで、常に秋山のことばかり考えています。
だからこそ自分と付き合うことになった秋山が友人達から避けられ、孤独になっていく姿に耐えられなくなっていきます。
しかし自分を責めるシバに対して、シバが一緒にいてくれるんだろ?と返す秋山がかっこいい…!
秋山にとってシバは友人よりも大切な存在…それが伝わってくる男前な受のセリフにグッときます!
最後のドアを閉めろ!
「わかんねぇわかんねぇって思いながら、ずっと俺のこと考えてな」
女性にモテモテな本田は人生で始めて男(永井)と付き合うことになるんですが、今まで付き合ってきた人達の中で誰よりも夢中になり永井のことを好きになっていきます。
そんな本田が何故自分は永井じゃなきゃダメなんだと吐露した際に、永井が本田に対して言ったセリフです。
何度も喧嘩したり別れの危機が訪れてもなんだかんだ付き合い続ける本田と永井。
そして本田は永井との将来のことまで当たり前のように考えるようになります。
何故永井じゃなきゃダメなんだと自問自答する本田に対して、このセリフを言う永井との関係性がとても良いなぁと思わせてくれる。
ずっと俺のこと考えてな…という受の甘々なムードに思わず悶えてしまいます!
ナカまであいして
「ちゃんと今、好きでシてるから、とっ…常盤のこと…」
反発し合いながらも紆余曲折の末付き合うことになった常盤と楪。
でもツンデレの楪はいつまで経っても素直にならず、常盤は自分と付き合うことになったことを後悔しているのかと呟きます。
そんな常盤の不安を取り除くために、歩み寄りを見せた楪が常盤に対して言ったセリフです。
セフレから恋人同士になった常盤と楪ですが、楪はなかなか常盤に対してデレてくれません。
しかし楪が塩対応なのは常盤を意識しているから!
初めて出来た恋人に楪は戸惑っているだけで、常盤のことがちゃんと好きなんです。
普段好きとか甘い言葉を言わない楪ですが、恋人になってから初めて体を繋げた際にこのセリフを口にしながら照れる楪がとても可愛い!
ツンデレ受けの貴重なデレに胸が熱くなります!
澪つくし
「俺はアンタに尽くすため生まれてきた」
天才ハッカーの澪が政治家である南雲に対して忠誠を誓う際に言ったセリフです。
南雲のオーラに魅了された澪は、南雲に尽くし野望の手伝いをしています。
頭が良くてどんな情報も手に入れられる天才ハッカーの澪ですが、南雲の前では超絶健気!
南雲の命令は素直に聞き入れ体を差し出し、南雲のためなら死ぬことも躊躇わないほど忠誠心を持ち合わせています。
「アンタに尽くすために生まれてきた」と言うセリフの通り、南雲という1人の男に夢中になり、彼のためにどんなに汚いことでもやってみせる澪。
そんな澪が堪らなく可愛いくて、なんて愛おしい受けなんだと思ってしまいます!
あとがき:受けのBL名言集
以上「受けが言ったBL名言」について紹介させて頂きました。
上記を見てわかるように、可愛かったりあざとかったり…はたまたハッとさせられるような受けの魅力的なセリフが沢山ありました。
攻めから愛される受けを見てるだけで幸せな気持ちになるのは著者だけではないはず!
そして、そんな彼らから出てくるセリフは、心に刻まれるものばかりです。
様々な受けから生まれる名セリフをじっくり味わいながら素敵なBLライフを楽しんでくれたら幸いです!