愛情表現、駆け引き、日常のふとしたシーン…etcといったものの中には、読むだけで心が癒されるセリフが数多く存在します。
また、登場人物達の距離がグッと近づいたり、相手の気遣いや優しさを感じることで物語に深みが出たりと、癒しだけでなくときめきや胸キュンを与えてくれることもあります。
そういったBL内で交わされる癒しセリフに疲れが吹っ飛ぶのは著者だけではないはず!
今回はおすすめの癒される名言をいくつか紹介していきたいと思います!
癒されるBL名言集
犬も歩けば恋がはじまる
「ちゃんと帰すよ、万が一捨てられたとかでも、俺が引き受けるしどっちみちお前は幸せになれるよ」
特異体質によってポメラニアンになったソラが、クラスメイトの槙斗に拾われた際に言われたセリフです。
ポメラニアン化する特異体質を持ったソラは、ある日片想いしていたクラスメイトの槙斗に拾われお持ち帰りされてしまいます。
寡黙で男前な槙斗と話したこともないソラですが、実は密かにお片想い中…槙斗と一緒にお風呂に入ることになったソラは内心興奮が抑えられません!
そんな中、ポメ化したソラを槙斗は可愛がるんですが、その姿がとても優しい!
飼い主が見つからなくても俺が幸せにする…と笑顔でソラに笑いかける槙斗がめちゃくちゃカッコよくて、なんて良い男なんだ…と心が癒されます!
このシーンを見ると小動物×イケメンの組み合わせ最強だわ…と気付かされます!
あさってにキス
「有みたいなかっこいい顔の方が好きだな」
オタクを隠して転入した昭久は、クールな同級生・有に顔が可愛いと言われます。
そんな有に昭久が返したセリフ。
この2人のやりとりがとにかく癒されるんですよね。
昭久は天然なので思ったことをそのまま口にしちゃうんですが、有に向かってかっこいいとか有が更にモテちゃうの困るな…とか無意識に言ってしまうんです。
昭久が素直で可愛いから有もたまらずキスしたりと友達にしては距離感がおかしいので、友達以上恋人未満の2人が繰り広げるじゃれ合いのようは関係性にほっこりさせられます!
お互いの容姿を褒め合いキュンとする昭久と有。
焦ったい!と思いつつも可愛い2人をいつまでも見ていたくなります(笑)
春と夏となっちゃんと秋と冬と僕
「またリュックにブレザー挟まってる」
「わざとやっとる、お前が直してくれっかなぁ思って」
幼馴染で恋人同士のシマとナツオ。
何気ない日常の中で、リュックにブレザーが挟まったナツオがシマに対して言ったセリフです。
シマはナツオのことがとても大好きで終始デレデレしてるんですが、シマに比べるとナツオはあまり気持ちを表に出しません。
でもちゃんとシマのことが大好きで、ふとした時に見せるナツオのデレがめちゃくちゃ可愛い!
リュックにブレザーを挟めてわざとシマに直させようとするナツオ。
これは計算とかじゃなくて、ナツオなりのデレで甘えでじゃれ合いなんです。
そんなナツオのじゃれ合いに心の中でわー!となるシマもまた可愛いくて癒されるので、カップルのイチャラブが好きな方は是非見て欲しいです!
ハローモーニングスター
「器用じゃねーくせに器用なフリすんな」
アイドルのアツトは別グループのアイドル・ユキと元恋人同士。
仕事の関係で暫くの間一緒に暮らすことになった2人ですが、そんな中周りに上手く立ち振る舞えなかったアツトがユキに言われたセリフです。
優しくて頑張り屋なアツトは、ある日偉い人に誘われて飲みに連れ回されてしまいます。
お酒を飲まされてうまく立ち回れなくなるアツトですが、そんなアツトをユキが助けてくれます。
迷惑をかけたと落ち込むアツトに対して、「器用じゃねーくせに器用なフリすんな」と声をかけるユキ。
アツトの性格をよくわかってるユキだからこそ出てくる慰めのセリフがとても素敵で、アツトを大切に想っていることがこの一言から伝わってくるので見てる側も思わずときめいてしまいます!
彼が俺を好きすぎて困る
「またお会いしたいなと思ったけど、写真で我慢してました」
ひょんなことから弟の友達である那月と友達になった恵一が那月から言われたセリフです。
誰もが振り返るほどのイケメンな恵一は、あることがきっかけでカメラが趣味の那月のモデルを引き受けることになります。
那月のことが気になり始める恵一は、連絡先を交換したのに連絡をしてこない那月に悶々とします。
恵一は連絡をしてこない理由を那月に尋ねるんですが、しつこくすると迷惑かと思って…と会いたい気持ちを抑えて恵一の写真を見ていたと言う那月の健気さに癒される!
この言葉を聞いた恵一は一瞬で好きになってしまうし、イケメンをも堕としてしまう那月の真っ直ぐさに心が洗われます!
GAPS off limits
「俺、物わかりのよさなんか求めてないすよ」
「俺と同じくらいには欲しがってくださいよ」
女性にモテモテな片桐と付き合い始めた長谷川は、男のプライドが邪魔して片桐が女性にチヤホヤされてても何も言いません。
そんな長谷川に対して片桐が言ったセリフ。
めちゃくちゃキュンとして、自分から長谷川の不安を取り除こうとする姿がとにかくカッコ良いんです!
表の顔は王子、裏の顔はゲスでクズ…そんなニ面生を持つ片桐が長谷川の気持ちを汲み取り、真っ直ぐ寄り添おうとする姿が素敵すぎる!
そんな片桐に対して素直になれない長谷川もどんどん絆されていくし、大人で落ち着いた2人の関係性を見てるだけでほっこり癒されます!
モーションエモーション
「かわいがらせてほしいんです…鈴木さんのこと」
優しく丁寧に本田に抱かれることで女扱いされてると思った鈴木。
恥ずかしさのあまり泣き出す鈴木に対して本田が言ったセリフです。
今まで先輩後輩として本田と接してきた鈴木ですが、付き合うことになった途端本田が鈴木にめちゃくちゃ甘くなります。
しかし自分が受け身になったことで女のような扱いを受けていると思い込んだ鈴木は、エッチの最中にその不満が募り泣いてしまうんです。
でも本田は鈴木を女扱いしてるわけじゃなく、ただ好きな人に尽くしたい気持ちで鈴木を抱いているんです。
大好きな恋人を可愛がりたい!と言う本田の尽くし愛に癒されながらも、泣きながらそれを受け入れる鈴木に萌えます!
VOID
「すりこみなんて関係ないからっ、マキさんのこと大好きだよ…っ」
ヒューマノイドであるアラタのすりこみを解除しようとしつつも、解除することによってアラタが自分から離れて行くのではないかと不安になるマキ。
そんなマキに対してアラタが気持ちをぶつけた時のセリフです。
アラタは最初に見た人間に依存するようすりこみ機能がついたヒューマノイド。
マキはアラタの健気さに惹かれてどんどん好きになっていきます。
しかしアラタから向けられる自分への気持ちがすりこみだと思うとやるせなさを感じるマキは、すりこみを解除しても側にいて欲しいとアラタにお願いするんです。
そんなマキに対してアラタは、すりこみ関係なくマキのことが好きだと縋り付きます。
初めて会った時からずっとマキのことが好きなアラタの健気さと切実さがとても素敵で、自分を信じてと泣きながらマキに言うシーンでは胸が締め付けられます!
2人の愛を感じる度に癒しを与えてくれる作品です!
お参りですよ
「俺とお前でいろいろやんのがいいんじゃねェか、お前が池にハマったのだって俺にはいい思い出だよ」
初デートで池に落ちてしまい落ち込む優慈。
そんな優慈をフォローする際に三郎が言ったセリフです。
大好きな三郎との初デートでテンションが上がる優慈ですが、浮かれすぎた優慈はデート中失敗ばかりしてしまいます。
自分の情けなさに落ち込む中、それを見た三郎は優慈に向かってこのセリフを言います。
1番大切なのは好きな人と一緒にいること…2人でいられたらどこで何しても楽しいと三郎はフォローするんです。
不器用な三郎の優しさに心が温まり、優慈を気遣う姿には癒される…
デートにはしゃぐ優慈にほっこりしながらも、大切なことを教えてくれる三郎がとにかくかっこいいです!
ねこねこハニー
「俺がお前を守るから、あいつより俺を頼ってくれないか?」
猫化する猫谷が同級生の黒川に言われたセリフです。
猫に変身する特異体質であることがクラスメイトの黒川にバレてしまった猫谷は、それがきっかけで急接近していきます。
お互い相手のことを意識しつつも友達関係を続けていく2人。
そんな中、猫谷は何かあるとすぐに幼馴染の青山を頼るんですが、それを面白くないと思った黒川は「俺を頼って…」と猫谷に言うんです。
普段無口で感情を表に出さない黒川ですが、初めて誰かに嫉妬する姿がとにかくキュンキュンしてヤバかったです!
猫谷のこと好きすぎる黒川を見てるだけで嫉妬という癒しをもたらしてくれます!
あとがき:癒されるBL名言集
以上「おすすめの癒されるBL名言」について紹介させて頂きました。
気分が落ち込む時…疲れてる時…どんな状況でも癒される名言があるだけで気持ちが救われます。
癒される言葉というのは様々な場面で見かけますが、相手を思いやる気持ちだったり愛を確かめ合ったりと、思わず胸がキュッと熱くなるシーンで出会うことが多いなぁと感じました。
攻受の幸せそうな姿を見てると自分の気持ちも上がりますよね!
素敵な愛のお裾分けを全身で感じてみてください!