今回は切ないストーリーが特徴の泣けるBL漫画を紹介していきます!
泣けるBL漫画の中でも切なさがあふれ出たBL漫画を集めてみました。
美しく残酷な世界で繰り広げられるストーリーの数々、哀愁ただよう雰囲気が堪りませんよね。
また、泣ける系のBL漫画はどこか幻想的な世界観に包まれている感じがしますよね。
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切ないストーリーが特徴の泣けるBL漫画6選
イツキトハル
ドキドキの幼馴染同居生活がスタート!?
ハルとイツキは小さい頃から一緒にいる幼馴染。そしてハルはイツキのことが好きで、密かに想いを寄せていた。ある日、もう1人の幼馴染であるカズの結婚式に参加する2人。ハルは話の流れで「結婚するか?」とイツキに聞くと、イツキに軽く流されて落ち込んでしまう。傍にいられるだけでいいと思うハルだが、一人暮らしをしているハルの家に突然イツキが上がり込んできた。暫く泊めてほしいというイツキのお願いを断れるはずもなく、ハルは1週間という約束でイツキを家に泊めることに。しかし無防備なイツキを前に、ハルの欲望は抑えきれなくなっていて!?
感想
鈍感で鈍いイツキに長年片想いしているハル。イツキに振り回されるハルを見てると幼馴染ならではの仲の良さにほっこりしますが、ハルのふとした時に見せる葛藤や悩みが切ない…傍にいられるなら幼馴染としてこのままの関係が良い…でもずっと一緒にいると欲が出てしまうのもまた人間の性…もどかしくて胸が締め付けられる場面もありますが、ハルのイツキへの溺愛っぷりはあまあまだしイツキ一筋なところも読んでて癒されました!そんなハルの気持ちも知らず、自由に生きるイツキの小悪魔な感じも良かったです!幼馴染BLが読みたい方におすすめです!
ギヴン
閉じ込めていたものが一気に溢れだす
高校生の上ノ山立夏はいつもの学校の階段で一休みしようと行ってみると、ギターを持った男の子・佐藤真冬と出会う。弾けなくなっていた真冬の持っているギターを修理したことにより、立夏は真冬に懐かれてしまい、ギターを教えてほしいと頼まれる。しかし、人に何かを教えたことのない立夏はどうにか逃れようとするが、しつこくつきまとう真冬に結局根負けしてしまいギターを教えることになってしまう。立夏が組んでいるバンド「the seasons」で中山春樹と梶 秋彦と共に練習することになるが、真冬の歌声を聴いた立夏は衝撃を受け、真冬をメンバーの一員として加えライブをすることになり……。
感想
佐藤真冬がどうしてギターを持っているのか、なぜギターが弾きたいのかが曖昧なまま少しづつ謎がとけていく所が気になって読み進めたくなります。少し影のあるほっとけない雰囲気の真冬がどうしても気になり、次第に魅かれて行く立夏の心情の変化もかわいくてきゅんとする。ライブで歌おうと決心するもなかなか言葉にできず、ライブ本番を迎えステージに立ち、気持ちを爆発させる真冬の叫びと歌はダイレクトに心に響く。また、同じバンドメンバーの春樹と明彦の関係もなかなかお互いの気持ちがわかっているようで伝えきれないもどかしさが見ていて切ない。
錆のゆめ
何も知らないサイボーグの教育
とある会社で働く主人公の進藤。彼の会社では、感情を持たない特殊な“性的処理用”のサイボーグが作られていた。上司に押し付けられて、まだ開発段階のサイボーグの面倒を見ることになった進藤。見た目はあどけない少年で、生身の身体をもつ。何をされても抵抗もせず従順な少年に、はじめはいらだちと嫌悪感を覚える進藤だったが、サイボーグと触れ合ううちに、自分の中の暖かい感情に気がついていく。そしてまた、感情をもたないはずの少年も、夢にみてしまったりとだんだんと進藤に対して感情を持つようになっていき…サイボーグと真面目リーマンの切ない物語。
感想
サイボーグである少年の見た目と言動が可愛く、絵も温かみがあって癒されます。家族を助けたいという健気な気持ちを利用されてサイボーグになった背景があり、感情を奪うという残酷な実験に複雑な気持ちになりますが、どんどん進藤に心を開いていく少年をみて安心しました。進藤もまた、最初は事なかれ主義で朴訥な印象でしたが、サイボーグとのふれあいの中で情を感じたり、少年を助けたいと愛おしく思っていく描写があり、感情の変化がとてもよかったです。深く考えると結構残酷な設定ですが、ふんわりとした絵のタッチが中和してくれて読みやすかったです。
鴆-ジェン-
愛憎交えるファンタジー人外BL
猛毒を持つ植物を好んで食べ、その毒を体内に貯めこみ、その美しさを保つ鳥がいる。名を鴆(ジェン)といい、彼の鳥は己が持つ毒の強さを誇りとしていた。人々はその毒の恐ろしさよりも美しさに魅せられ、いつしか彼の鳥を持つことこそが権力の象徴となっていた。そんな国の将軍フェイは、かつて兄が育てた”国で最も美しい鴆”ツァイホンの世話をすることになる。兄弟そろって優秀な鴆飼だったが兄がツァイホンに殺されたことによって鴆を嫌うようになったフェイ。国で最も美しいがゆえに殺すことは出来ない。なぜ兄はツァイホンに殺されたのか、兄とツァイホンに一体何があったのか……。
感想
毒を持てば持つほど美しくなるをいう設定が斬新でとても心トキメキます。キレイなバラには棘がある的なやつ。作者さんの美麗な絵がまたそれを際立たせる。美しいという設定があるから美しいじゃなくて、ホントに美しい絵で描いてある。ツァイホンとフェイの関係は愛憎混じっており一言では言えないですが、憎しみだけじゃなくてちゃんとそこに愛があるんです。お兄さんとツァイホンの間には愛がちゃんとあり、愛ゆえにツァイホンの毒に倒れてもお兄さんはツァイホンを愛していた。お兄さんは鴆が大好きなのが非常に伝わってきます。フェイもまたツァイホンが兄の死の原因とはいえ、鴆のことが好きで、二人が心を通わせていく様は綺麗すぎます。
ひだまりが聴こえる
きみのぬくもりが聴こえる
難聴があり周囲とうまくなじめない杉原航平は、大学でおなかをすかせた佐原太一と出会う。太一が物欲しそうに見えたのか、航平は食べていたお弁当を置いてその場を去ってしまいます。航平のことを周囲の人間に聞いてみる太一。そして、航平が大学の講義の内容を聞きとって書きとる『ノートテイカー』を募集していることを知ります。報酬は航平のお弁当。ノートテイカーとして航平と接するうちに、彼のことをだんだんと知って行く太一。難聴を持っているけれど、少しは聞こえること。障害があるため、誤解をされやすいこと。ふたりの距離が近づきはじめたある日、航平に心ない言葉を投げつけた男子を太一は殴ってしまう……
感想
私は耳の聞こえない人達と接する機会が普通の人より多かったのですが、難聴についてはそんなに知らなかったので、とても勉強になりました。難聴にも程度があって少し聞こえる人もおり、そういう人はわざわざ手話を使わなくても会話が可能だと言うことや、『ノートテイカー』と言うボランティアのことについても初めて知りました。航平と太一の関係は、切なくてもどかしく、また、彼らを取り巻く人間がズバズバとものを言ったり、そのひとの思い込みで彼らを傷つけたりするのですが、実際の人間関係もそう言うことが多いのでリアルだなと感じました。人間と人間の恋愛、心と心の対話を描いた綺麗な物語です。
僕が夫に出会うまで
辛い片思いを経て掴んだ幸せ。
物語は主人公・七崎が愛する亮介という男性と無事に結ばれ、2016年に築地本願寺で仏前奉公式(結婚式はできないのでその代わりの儀式)が行われる所からスタートする。指輪を互いに交換し、満足そうな表情の二人。しかし、彼らは過去にゲイということだけで沢山苦しんだ過去があったのだった。それらの辛い体験をつづるストーリーとなっています。七崎良輔さん原作・つきづきよしさん作画による暖かくも切ない人気BL漫画。
感想
この作品の見所は何と言っても主人公が幼少期の頃から物語が描かれ、彼がどういう気持ちになったのかを分かりやすく描いている所です。主人公・七崎の視点で描かれる過去はとてもリアルです。小学校で「七崎君はオカマなのか否か」を担任の先生がクラスメイトに問う問題のあるシーンや、クリスマスに自分の欲しい女児向けアニメの魔法のステッキが貰えず、とても落ち込むシーン、中学校に入学し髪が長いからという理由で同級生から因縁をつけられ、勝手に髪の毛を切られてしまうといったシーンなどが描かれています。切ないシーンが多く描かれていますが、最後はハッピーエンドになっており救われました。
最後に:切ないストーリーが特徴の泣けるBL漫画6選
残酷な世界の中で繰り広げられる暖かみのあるストーリーは泣けること間違いなしです!
気になる作品があれば是非チェックしてみて下さい!
おすすめBL漫画100選
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【2021年版】おすすめBL漫画100選!絶対にハマる名作ボーイズラブ!
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